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おばあちゃんでも分かる確定申告

生まれて初めての確定申告、おわりましたー!

サラリーマンの時は、計算難しそうで、税理士にお願いするしか無いのかなと思っていたけど、実際は、会計ソフトを使えば税金の計算も簿記の知識も一切必要なかったです!

拍子抜けするほど簡単!

とはいえ、心配なので確定申告に必要な事は本を読んで一通り学んだので、大事そうな所だけまとめて紹介します!

 

細かい事を言えばキリがないけど、知らなくて問題無い事ばかりなので知ってたほうが良いことだけ書きます!

 

開業届

副業なりフリーランスなりで、稼ぐぞ!となったら、開業届を税務署に提出しましょう!

なぜかと言うと、確定申告には

  • 簡単な「白色申告」
  • ムズイけど税金が安くなる「青色申告」

の2種類があるけど

「開業届を出さないと青色申告できない」

からです!

 

開業届は、作ってみたら難しくて死にそうだったけど、ぐぐったら無料で開業届を作成できるサイトがあって、ちょっと項目いれたら難しい書類が簡単に作成されました。

これで感動してfreeeの会計ソフトを使う事にしたので、うまいことやってますね。
freeeについては最後に紹介します。

開業freee
(簡単に開業届けが無料で作れる)

ちなみに開業届とは
「個人事業を開業したことを税務署に申告するための書類」
だそうです。

 

青色申告

確定申告の仕方には

  • 「白色申告」
  • 「青色申告」

の2種類があります!

青色申告は、簿記のルールに沿って難しい書類を色々書かないといけないけど、そのかわり、税金が安くなる素晴らしい確定申告方法です!

 

本によっては初心者は白色がいいとか書いてるけど、ソフトを使えば一切の知識が要らないので青色一択です。

後で簡単に計算方法は説明しますが(知らなくても困らない)、税金は利益に税率を掛けて計算するけど、青色申告だと計算式の利益から65万円を引けます

このボーナスを「控除」っていいます。

例 利益が66万円だった場合の税金

白色申告(控除なし)
660,000 × 5% = 33,000円

青色申告(控除65万)
(660,000-650,000) x 5% = 500円

すごいお得!

 

ただ、青色申告をする場合は、次の事に注意してください!

  • 開業届を出して青色申告することを宣言すること
  • 開業から2ヶ月以内に申請すること

 

税金の計算方法

ソフトが勝手に計算してくれるので知らなくてもいいけど、知ってると、もうちょっと経費増やして税金減らそうかな…とか出来るようになるので、知ってて損はないです。

それもソフトができるのかな…??(知らない)

 

所得

税金は「売上」ではなくて「利益」で税率が決まります。

この利益のことを「所得」と呼びます。

例えば100万円売り上げたけど材料やら何やらで80万円掛かったら、所得は20万円です。

 

税率

気になる税率ですが、沢山稼ぐ人ほど税率があがる累進課税という仕組みになっています。

国税庁の一覧表をペタっと
右端の「控除額」っていうのは気にしないで。

所得(利益)が100万円だったら、税金は5%の5万円ってことですね。
(実際には青色申告の項で説明した通り、青色申告していれば65万円の控除があるので、(100-65)×5%で、1,750円です。)

 

税金の計算方法

前の項で貼り付けた国税庁の税率の表を改めてペタっと

この表をみて、所得が200万円だった場合、税率は10%なので

税金: 200万円 × 10% = 20万円

では「ない」です!

 

ここが少し複雑な所なのですが、所得200万円のうち

  • 195万円までの所は税率5%
  • 195万1円〜200万円の所(5万円分)の所が税率10%

になります。

つまり所得が200万円の場合は

195万 × 5% = 97,500円
5万 × 10% = 5,000円

で、合計102,500円になります!

なので、所得が195万円を超えた瞬間イキナリ税率が5%から10%に跳ね上がるわけではなくて、195万円を「超えた部分だけ」10%になるという訳です。

 

色々難しい事いいましたが、ソフトが全部勝手に計算してくれるので、知らなくてもまったくダイジョブです。

 

青色申告の税金計算方法

正確な計算の話を最後に。

「青色申告」の項で説明した通り、青色申告で確定申告をすると、65万円控除が受けられます。

控除した後の所得で税率が決まります。

例えば、所得が340万円だった場合の税率は20%ですが、65万円控除があると、340-65=275万円なので、税率は10%になるのです!

何度も言っていますが、この控除もソフトが全部勝手に計算してくれるので、知らなくてもまったくダイジョブです。

 

経費

所得(利益)は、売上から費用を引いて計算します。

なので、仕事のために買ったパソコンや携帯、ネット代、交通費をちゃんと記録すれば、所得(利益)を下げて、税金を安くできます。

この費用を「経費」といいます。

 

フリーランスの友達とご飯に行くと、よく、レシートもらっていい?と言われますが、これも(本来はダメだけど)仕事の打ち合わせ費用として経費に入れるためです。

2ch元管理人のひろゆきさんの本に、職業を執筆家にすると、あらゆる費用を経費にできるので最強と書いていました。執筆業というと本を書くの??と思いそうですが、ブログでも問題ないので、僕は旅行に行ったら記事を書いて、旅費も経費にしています。

 

経費の証拠として、レシートを7年間保存するよう法律で決まっているので、レシートは整理して大事に保存しましょう。

領収書は書き換えられるので、本によるとレシートの方がいいそうです。

amazonで買った場合とかどうするの?は、メールがあれば大丈夫。

現金で電車に乗った場合は、少額で誰も突っ込まないので記録だけ付けておいてOK

 

確定申告までの流れ

書類作成から税務署への提出、納税までの一連の流れを紹介します!

提出書類作成

事業開始月(2年目は1月)から、12月までの売上と経費をソフトに登録します。

僕は毎日こまめに入れていたけど、大体みんなは年末にヒーヒー言いながら1年分一気に2, 3日で入れるようです。

その後、最後に紹介しますが僕が使っているfreeeというソフトだと、簡単な質問に答えて、保険に入っていれば額を入れて、複雑な書類pdfが自動で発行されます。

書類はこんな感じ。
手では作りたくないですね….。
何を意味する書類なのか良くわかないけど問題全くなし。

簡単すぎて、ホント拍子抜け。

 

そして

  1. pdfを印刷
  2. ハンコを押す
  3. マイナンバーを記入
  4. マイナンバーカードのコピーを貼る
  5. 保険があれば保険の控えを貼る

で書類完成!

 

税務署に提出

2019年だと、2/18(月)から確定申告の提出が開始されたので締切の3/15(金)までの平日8:30〜17:00に、税務署に書類を持っていきます。

 

提出会場は、僕は新宿区でしたが、9:30頃にはガラガラで、優しそうな感じの良いお兄さんに書類を渡しました。

「この数字は何ですか?(ギロリ!)」と問い詰められると思って、ノートパソコンを持参して行ったけど、そんな事は一切ないです。

各書類で数字がそろっているか(ソフトでやってるのでズレるわけない)、書類は全部あるか、を見るだけです。

レシートは脱税容疑で怖い人がドアを叩いてくるまでは必要ありません。押し入れにしまっておいて下さい。

 

提出した後は、確定申告締め切りの3/15(金)までに計算した所得税を支払って終了です!

僕はプワで所得税が0円だったので書類提出だけでOKでした。

 

おまけ:確定申告無料相談

確定申告受付が開始されると、提出先の税務署で無料相談窓口ができます。

僕は心配だったので早めに行って、書類を見てもらったのですが、僕の地域の場合、「書類は出来てます」と言うと

「えっ?」

という顔をされて、数字の末尾だけチラっと軽く10秒ほどみて

「OKです。提出して下さい」

と言われただけだったのでソフト使ってるなら相談しなくて良いかも、です。

ターゲットは手書きで一生懸命書類作ってるご年配の人達っぽいです。
沢山おじいさんおばあさんが来ていて、何もわからんよーって言っていました(心配)

 

確定申告に向けて読んだ本

僕みたいに心配性の人は、ソフトだけで簡単にできると言っても、一応本で確定申告や税の仕組みを把握しておきたいですよね。

そこで読んでみて良かった本を紹介します。

 

フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました。
きたみりゅうじ著

紙の本しかなく、しかも2005年発売なのですが、ロングセラーで、内容も改定されているので安心です。

会計士さんときたみさんの会話形式で読みやすく、一般人が気になるような事がビシビシ書いてあって圧倒的に為になります。

レビューにも書いてあるけど、これだけで問題ないです。

このブログに書いた税の内容のもうちょっと詳しい事が全部書いています。

 

スマホでかんたん確定申告
村井 隆紘著 

確定申告に必要な知識を全てのせつつ、実際に会計ソフトfreeeでどうやって登録するかが書いてあるので、freeeにするなら買っておいて損はないです。

無くてもわかりますけどね。心配性のあなたにドウゾ。

 

確定申告ソフトfreeeの紹介

これアフィリエイトなので、下のリンクから契約してくれると僕に800円ぐらい入ります。
宜しくおねがいします。


freeeは、ステマかもですが、前にホリエモンがある程度の規模の会社でも、freee使えば税理士なんて要らないよ、と豪語していて気になっていたサービスです。

社長は元googleの人というのもエンジニアとしては心に刺さるものがあります。

 

開業届けの書類が難しくて心が折れていた時に、無料で開業届が作れる「開業freee」で感動したのが、決定打でした。

開業freee
(簡単に開業届けが無料で作れる)

料金は3パターンあるけど、個人事業主であれば一番安い「スターター」で良いです
僕が確定申告まで行けたので間違いない。

1ヶ月の無料期間があるので、試しにやってみるかな?という人もお気軽にどうぞ。

 

契約した後は、パソコン版とスマフォ版があるので、とりあえずスマフォ版を入れて、喫茶店で飲んだ後や、電気屋さんでパソコン買った後などに、その場でスマフォでポチポチ登録します。

値段と種類(勘定科目)を入れるだけ。
これで、勝手に簿記の形に処理してくれます(よく分かってないけど自動なのでOK)

 

パソコン版の方が機能が多くて、細かい検索や、確定申告書類の出力がやりやすいので、確定申告時期が近づいてきたらパソコン版をちょこっと触る感じです。

 

ホント、大した機能を使っていなくて、毎日ポチポチ数字を入れて確定申告までいけたので、以上で特に言うこともないので、最後に良いところ、悪いところを!

 

feee良いところ

  • 簿記の知識0でも簡単に確定申告ができた
  • 税理士に頼まなくていい
  • スマフォで簡単ポチポチ登録できる
  • 事業が大きくなったらそのままプラン移行で対応できる

 

freee悪いところ

  • パソコン版のUIちょっと分かりづらい

 

 

そんな所です!

他のソフトは使ったことないけど、freeeで問題なく初確定申告まですんなり行けたのでオススメです!

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